歌詞 冬京 風
作詞
伊勢正三
作曲
伊勢正三
ぼくの部屋の夕暮れは
君が去ったドアの方から始まる
あの頃 ぼくとそして君の夢は
同じものだと思っていた
ぼくの胸に顔をうずめて
潮の香りがすると故郷のない君だから
わかるのだろう
あの頃 ぼくは何のために
君と同じ朝をむかえてたんだろう
赤い電車は止まらないほどの
その小さな駅の見える部屋で
階段のぼるぼくの足音
響き始めたとき読みかけの本にしおりを
はさむ人もいない
こんな淋しさそれも東京
そして生きていくため暖かい愛がなければ(なくては)
冬は越せはしない