歌詞 北国夜曲 美川憲一
作詞
池田充男
作曲
水森英夫
赤い角巻 ふたりでかぶ り
呑んであるいた吹雪の酒場
おぼえていますか 流氷酒 (こおりざけ)
北のおんなはつよいのと
はしゃぎ笑ってみせながら
みれんに転んで あゝ泣いた夜
枕ひとつのつららの宿へ
逢いにくるのは面影ばかり
ゆめでは背中がさむすぎる
灯りひきよせ 便箋に
紅(べに)の唇 おしあてて
送った手紙が あゝ片だより
あなた解かせたユーカラ帯を
しめりゃせつない情けがほしい
焦(こが)れて死にます このままじゃ
あれは上りの汽車の笛
恋にすがって冬を越す
北国 おんなを あゝ捨てないで