【声劇】頑張りすぎる貴方へ【台本】
朗読者【紫苑】
【声劇】頑張りすぎる貴方へ【台本】
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#声劇 #一人声劇 #声劇台本 #月夜幻灯
「大丈夫。」って貴方(きみ)は言う。
だけど、本当は「大丈夫ではない」んだよね。
僕(わたし)に心配かけたくないという思いと、自分に言い聞かせるための言葉。
どちらも本当の気持ち。
でもね、「頑張りすぎ」なくていいんだよ。
『頑張らないといけない』って自分でも気が付かないうちに追い込んでしまって、道を塞いでしまうから。
自分から助けを求めることができたなら、簡単なことだけど。
そうもいかないんだよね。僕(わたし)もそうだよ。
責任感やプライドが邪魔をして余計に頑張ってしまうよね。
だから僕(わたし)は「大丈夫?」って聞かないよ。
その代わりに『今、時間が空いてるから少し手伝わせて欲しい(の)んだ。』って言うよ(わ)。
どうか、迷惑だとは思わないで。
頼ってほしい。貴方(きみ)にゆっくり休んでほしい(の)んだ。
たまには、お願いしてもいいんだよ(のよ)。お互いさまなんだから。
一人で抱え込んでいたものを、二人で力を合わせて解き放とうよ。
貴方(きみ)の弱さを出せる相手に僕(わたし)はなりたいから。
コメント
3件
- ヨウえっ?あの声のどこに包容力が?いや、ありがとうございます?けど、紫苑さんは充分、頼りがいがあって寄り添ってくれるような声でしたよ。
- 『』
- ヨウ大人のお姉さんだ。頼りになりそうな安心感がありますね。