天国を何か、別の言い方で
別野加奈
天国を何か、別の言い方で
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毛布のような暖かい空気は
寂しい部屋の隙間を埋めてゆく
窓辺で昼寝してた時がいちばん
幸せだったんだな
ほんとう
君こそが短い夢のようで
あっという間に覚めてしまったな
そういえば前に話してくれた
道に迷わないで歩ける
おまじないを
わすれたな
朝のような木洩れ日は
天国と
似ているかな
けど君だけが眠るには
まだ少し早すぎるかな
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