【声劇台本】僕が欲しいもの。
台本:九真 朗読者:仄色 うるは
【声劇台本】僕が欲しいもの。
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今回は僕が欲しいもの。という台本をお借りして読ませて頂きました。
一発録りですが、音割れしてます...。
-台本-
毎日に嫌気がさして、気がつけば雨に濡れた街を走っている。
誰もいない所へ行きたくて。
でも誰かの温もりを求めていて。
黒く、じっとりと濡れゆく街の中を、動物のように、ただひたすら走った。
痛いんだ⋯痛いんだよ。苦しいよ。
ねぇ僕を無視しないで。
ねぇ僕はここにいるよね?
ねぇちゃんと存在しているよね?
ねぇ、ねぇ、ねぇ!!!!
⋯それさえも分からなくなってしまって無垢な子供のように涙を流す。
僕を見てくれる人はいない。
不安、恐怖、孤独。
いらない!!そんなのいらない!!⋯いらないんだ。
僕が欲しいのは⋯
優しさと肯定。
誰か僕を認識してください。
僕を肯定してください。
ただ、それだけで僕には充分だから。
僕を見つけて。
目を合わせて。
僕はちゃんとここにいる、って。
教えてください。
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