-台本- 彼女は眼鏡をかけなくなった
BGM -moment-
-台本- 彼女は眼鏡をかけなくなった
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初の台本を手掛けさせて頂きました(ˊ˘ˋ*)
色んな方に、
読んでいただけたらなと思います♪♪
この女の子と男の子の詳しい設定や、
私の思っている心情、
情景はあえて書かないことにします(*ˊ꒳ˋ*)
-台本-
彼女は眼鏡をかけなくなった。
それは突然だった。
いつも通りの朝、
彼女の家にお迎えに行った。
高校への一本道を彼女と歩く。
いつも通りの彼女だ。
意地悪だけど優しくて、
笑顔いっぱいの変わらない彼女だ。
…
高校に着くと、
彼女が作って来てくれる朝食弁当を、
2人で食べる。
どちらかの授業の教室で、。
"いただきます"
響く2人の声、動き出す時計。
遠くから聞こえるバスの音に、
彼女はビクリと肩を揺らした。
気にならなかった。
お弁当は美味しいままだ。
バスの止まる音がする。
彼女がふと立ち上がる。
窓を覗いて、そっと、
眼鏡を外した。
それは数秒の事だった。
何を意味するのか分からなかった。
ケースを閉じると一言、
"今、私の世界には君しか居ない"
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#初作品 #読んで欲しい
コメント
1件
- 帽子屋モカ読ませていただきます!ご提供ありがとうございます!