【声劇台本】冬待ち春日と季のいろ
演者様のお名前「にしきの」『』
【声劇台本】冬待ち春日と季のいろ
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久しぶりの声劇!
ちょっと季節外れですが良い台本だったので……
終わる世界と、2人だけの世界との温度差というか……なんだか……エモーショナルだなぁと……👍
いつもやらない感じだから照れました。
爪が不恰好なお相手さん大募集です☺男性でも女性でも全然いいんじゃないかな!
以下台本のコピペです↓
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「ちょっと、布がいたむ」
『…?』
「つーめ、」
『あぁ、ごめん』
「相変わらず切るの下手ね。
ヤスリは掛けたがらないし。」
『面倒臭いんだよ…
どうせすぐ丸くなるし』
「ばか。爪が丸くなる前に
世界が終わっちゃうわ」
『終わった世界ってどんなだろう。
終わっても、丸いままかな?』
「…?、惑星のかたちは 今はまるだけど。
終わってみないとわかんないでしょ、」
『だから世界は終わるんだって。』
「もっとめいっぱい貴方を愛したいし、
もっともっと愛されたかった」
『愛してるよ』
「そうじゃなくて、」
『うーん』
「秋を心待ちに夏をすごして、
春を待って冬を終えたの。でも
春が来ても、次の冬が来ることはないの。」
『相変わらず よく分からないな』
「いいのよそれで」
『…愛してるよ』
「ふふ、知ってるわ」
『…君に、触っても?』
「だめよ?爪が引っかかったら痛いもの。」
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毛布の端をつまんで 柔く引っ掻くのが癖でしたね
まぁいいや。とりあえず、寝て過ごしませんか
※台詞を1部改編してあります。
既にコラボしてくださった方 申し訳ございません。
改編前の物にもとても思い入れがありますので、
できたらそのまま残しておいてやってください※
「」女性。不格好な爪が気になった。
終末の世界は混沌としていたけど
彼女の家は、ベッドは、とても穏やかだった。
『』男性。怠惰で優しい人だった。
終わる世界にも優しかった。
彼女にも優しくしたかった。優しく居たかった。
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#卯木の台本
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