『声劇台本』題:不死王
朗読者:
『声劇台本』題:不死王
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No.57
2600サウンド到達記念台本。
『台詞』
二千六百年かぁ……僕が生きた時間は。
どうやら随分と長く生きてきたみたいだ。
自分のことながら末恐ろしく思うよ。
これからも永遠の時を生きないといけないと思うと、なおさらね。
それで?君は誰?
勇者?英雄?それとも、ただの冒険者かな?
誰でもいいけど、ここは一応僕の城なんだ。
土足で入ってきた害虫は駆除しないといけない。
その決まりを作ったのは僕なんだけどね。
どうしたの?子鹿みたいに震えちゃって。
可哀想だとは思うけど、理解してここにきたんだろう?今更命乞いとかはよしてくれよ?
興醒めしちゃうし、何より面白くない。
僕は面白い事が好きなんだ。
永遠の時を生きる者にとって退屈は死ぬより辛いからさ。
だからまぁ、君が少しでも僕を楽しませてくれる事を願うよ。
つまらなかったら、すぐ殺しちゃうから。
そこんところ、よろしくね。
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