ガタン…ゴトン…( 朗読 台本)
読み手 あなた 書き手 ミチル猫
ガタン…ゴトン…( 朗読 台本)
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独特の音をたてながら電車ははしる。
重たい荷物と、渡すと決めたお土産を持ち、君の笑顔に逢う為、僕は電車に乗りこんだ。
僕と僕じゃない誰かを乗せて電車ははしりつづける。
僕は君に逢う為に。
僕じゃない誰かは誰の為?何かの為…?自分の為……?
それぞれの目的を叶える為、離れた距離を繋ぐ為に見知らぬ乗客もこの電車に乗り込んだのだ。
君の街に近付いている事を実感できるのは見慣れた景色を後ろに流し、新たな景色が目前に広がっていくからかな?
止まった音…。
窓から見える目的地の名前が見えた。
すると途端に胸が騒ぎ出す。
プシュー………。
半日掛けて君に逢いに来た!
ドアの開く音。
離れた距離が今、繋がった。
後は君に逢う目的を叶えるだけなんだね。
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素敵な演奏ありがとうございますฅ^•ω•^ฅ
BGM 電車とピアノ
よすが
#保育士の伴奏
#ミチル猫台本
コメント
2件
- ミチル猫
- きのこ🐈🐾電車、車、電波、徒歩、あらゆる意識の中で繋がっていく…… 人間って不思議な生き物ですね✨