ring your bell

Kalafina

先日、祖母が亡くなりました。 たくさんの思い出とたくさんの言葉が、自分の中にあります。書き出したらキリがない位に。 自分が大切にしていた物事の価値観を大きく揺さぶられる事もあって、これからどうしていこうかと、今も日々考えています。 自分が歌を歌う事、ましてや人と歌う事、どうやって向き合っていったらいいか、分からなくなっていて、そのせいでお待たせしてしまっている方々、本当にすみません。 今はまだ、自分自身と自分自身が生み出すものだけに向き合わせてほしいです。 これは自分の為に、歌う歌です。届かないけれど、それでも歌った歌です。 ———いつか心が消えていくなら せめて声の限り 幸福と絶望を歌いたい 梶浦さんの歌詞は、「残された側」「遺されたもの」が、どうしていきたいかを考えさせてくれます。 歌いながら祖母との事を振り返って、一歩だけ前に出たら、先週は宝物をたくさんいただいたので、その思い出も後にサウンドにして、振り返ろうと思います。 そうしたら、少しの間誰も私の事を知らない人になって、もっと原点にかえって、ただ歌を歌おうと思います。 今はただ、自分と自分の音楽と対話します。 静けさの先が、どうか明るいものでありますように。 ——— いつか心が消えてゆくなら せめて声の限り 幸福と絶望を歌いたい 僕らを待つ運命は いつでもただ命が 夢を見て駆け抜ける 今の続き 君が泣いた夜は その中に遠い未来の 輝きを隠してた 静けさが君を待つ 眩しい丘　きっと行ける 君の地平へ　 ring your bell, and raise your song 素敵な伴奏とともに。 #Kalafina #Fate #UBW