【朗読声劇】分岐点

ぬら

パァラrラレェルワールド(滑舌…) いらっしゃいませ ようこそおいでくださいました。 私はここの喫茶店を経営しております。 ぬらと申します。 どうぞよろしくお願いします。 それで、あなたはどちらから… ほう…そちらから… なるほど、雨宿りでこちらに…。 おや、あなたは何か悩み事をお抱えになっているようですね。 なんでわかったのか？ それは、この喫茶店に関係しております。 説明いたしましょう。 まず、この喫茶店は少し変わった場所にございます。 あなたはパラレルワールドの存在は理解できますか？ なんとなく分かっていただけますか。ありがとうございます。 実は、この喫茶店は、さまざまな世界パラレルワールドにつながる場所に あるのでございます。そのため、悩みやとまどいがあるとこの喫茶店へ あなたのように迷いこんでくる方がいらっしゃるのです。 私は、その案内人というところでしょうか。 おや、話していたら… また、ひとりお客様がいらっしゃったようです。 いらっしゃいませ ブンキ店へようこそ。